バンカー内のモグラの巣穴に、バックスイング時に触れてしまった

バンカー内のモグラの巣穴 規則12
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バンカー内にある球が、モグラが掘った巣穴の一部の掻き出した砂山の近くに止まっている。この砂山にバックスイング時に触れてしまった場合の処置はどうなるか。

バンカーで、クラブを砂に触れてしまうと2ペナ(規則12.2b₍1₎)というのはご存じだと思います。

では、モグラの掻き出した盛り砂の近くにボールがあって、そのボールを打とうとしてバックスイングした時に、この砂山に触れた場合はどうなるかってケースです。

モグラの巣穴は、異常なコース状態の「動物の穴」だし…砂山はバンカーの一部という考えもあるし…裁定はどうなっているのでしょうか。

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ANSWER

2罰打。プレーヤーの球がバンカー内で動物の穴の一部である砂の山の近くに止まった場合、規則12.2b(1)の制限はその砂の山に触れることにも適用される。しかしながら、そのプレーヤーは規則16.1cに基づいてその動物の穴(異常なコース状態)からの救済を受けることができる。

たとえモグラの作った砂山でも、ストロークを行う前にクラブで触れてしまったら2ペナなんですって。但し、この砂山からは無罰の救済も受けられます(規則16.1c₍1₎) 。

でもバンカー内にドロップになりますので、ボールが少し沈んでしまいます。そのまま打つべきか救済を受けるべきか…選択を間違えたくない場面ですね。