ゴルフの楽しみのひとつとして、キャディさんとのふれあいがありますよね。ホールの案内をしてくれて、ボールを探してくれて、グリーン上ではラインを読んでくれて、ときには慰めてくれてと頼りになります。
でもキャディさんもひとりの人間。色々なタイプの人がいます。そこで勝手にキャディさんを4タイプに分けてみました。(キャディさんごめんなさい)
横軸に「無愛想」→「愛想」、縦軸に「仕事ができない」↑「仕事ができる」というマトリックス図をイメージしてみて下さい。
当然、良いキャディは右上に分類される「愛想がよくて仕事ができる」キャディさん。また若い女性に多いのが「愛想がよいけど仕事はいまひとつ」、逆に「無愛想だけど仕事が完ペキ」タイプは名門コースのベテランさんって感じですかね。※70%の私見と30%の偏見ですw
そして最悪なのは言うまでもないですが左下に属する大ハズレさん。そういうときは半ば諦めの境地になるので、キャディフィ返せってくらいは思うけど意外にトラブルにはならないかと。
意外に危険なのは「無愛想だけど仕事が完ペキ」タイプ。私の言うことを守らないからそら見なさい的な態度を取られたら、図星だけに素直になれない自分もいたりして…やがて険悪な空気が…
こんな一触即発ムードもレジャーで遊びの通常ゴルフなら喧嘩にはなりませんが、真剣勝負のプロの世界は違います。
2022年6月の日本女子ツアーでの出来事。最高峰の舞台であるトーナメント中に、選手と意見が合わずキャディが激怒。そのまま帰ってしまうという珍事?が本当に起きてしまったのです。事後は急遽、ギャラリーロープの外にいたコーチが代わりにバッグを担いだそうです。
ここでは事件の詳細に触れません(選手が激怒してキャディさんをクビにした説も?ググって下さい)が、ルール的観点からキャディを途中で交代できるものかと調べました。
結論から言うと基本OKとのこと。ルールブックには『規則10.3a(1):プレーヤーはラウンド中にキャディーを替えることができる』と明記してありますが、『単に新しいキャディーからアドバイスを受ける目的のために一時的に替えることはできない』との但し書きが。
要するに、キャディのアドバイスがティーショットの狙い所のアドバイスはバッチリだが、グリーン上のライン読みのニュアンスはイマイチみたいなときに、グリーン上のみ別のキャディに交替することはできませんということです。
いずれにせよ現実的に我々が途中交代に遭遇するとしたら、キャディさんの体調不良やゴルフ場側の都合くらいでしょうか。
チェンジシステムまたは指名制のあるゴルフ場を知っている方がいましたらご一報くださいw