木の枝をティーの代用として使用することは認められるか

枝でティ―アップ 規則6
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木の枝をティーの代用として使用することは認められるか。

ライバルが、おもむろに落ちている枝を適当にポキポキ折って、その枝にティーアップしてドライバーをナイスショット‼しかも飛んでる。

そして自分のティーショットの番がやってきた。こんなことってアリなのか。はたまた許されるのか。果たして揺れる心のままいつものスイングができるのか…。

そんな場面に遭遇したときでも冷静に振舞えるよう知識武装しておきましょう。さぁどうでしょう。

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ANSWER

認められる。

なるほど。やはり良いのですね。「ティーペッグ」という製品がない時代もあった訳ですから、その頃はこの様に枝を使っていたのは予測できますね。

更に時を遡ると、土や砂を盛り上げ、その上にボールを載せてティーショットを打っていたとのこと。この「盛り土」方式も歴史的な慣行として現在のルールで認められています。

ちなみにこの「盛り土」のことを「tee」というのだそうです。ラグビーでもこの盛り土方式でプレースキックをするのを見たことがあります。英国を発祥とする代表的なスポーツの共通点ということですか。

それならティーの代用として「枝」や「盛り土」が良いのならなら何でもよいのか。というとそうでも有りませんので注意が必要です。

まずは、長さは4インチ(10.16cm)以下でなければなりません。それとタバコの箱や空き缶など、自然の物以外は認められません(6.2b(2))。

しかし、割りばしなどを削って自作したモノはOK。但し、用具規則に適合させるには、方向指示やアライメント補助などの機能を付けてはいけません。

そして、これは私の修行時代の話です。木の枝ティーにボールを載せ、そのボール後方に葉っぱを置いてインパクトすれば、あら不思議‼どナイスショット

フェースとボールによって、一瞬にして圧出された葉っぱ汁が、サイドスピンとバックスピンを減らすので、今となっては頷けます。

当然ですが、ルール違反になりますので遊びラウンドのときに試してみてください。でも現代のドライバーにはこのテクノロジーが搭載されているのでやらんかw