不可抗力で損傷したクラブを取り替えることはできるか

クラブが折れてしまった 規則4
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勝負の掛かった後半、思わず力が入りティーショットが左の林の中へ…。幸いにもOBは免れたが、木の根元にあるボールを発見。

アンプレヤブルで1ペナ・2クラブ横にドロップしたところで、状況の劇的変化は望めない。それならばこのまま右斜め前方への低い打ち出しショットで、ピンチを凌げるかも。

よし決めた~イチかバチかそうしよう‼シャフトが幹に当たりそうなので、フォローは大きく取らないようにして…せーのっ!

ポキーン~えっ⁉やってしもーた(泣)シャフトは意外と簡単に真っ二つに折れるものだと知った瞬間でした。

さぁここで問題発生です。この様に不注意や不可抗力でクラブを損傷してしまった場合、この損傷したクラブの替わりに、新しいクラブを補填できるのでしょうか。

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ANSWER

ラウンド中に損傷したクラブの使用、修理、交換。適合クラブがラウンド中や規則5.7aに基づくプレーの中断中に損傷した場合、クラブを乱暴に扱った場合を除き、プレーヤーはそのクラブを修理するか、他のクラブに取り替えることができる。4.1a(2)

このケースは、2023年のルール変更点で認められることになりました。今からルールの勉強を始めた方なら「そりゃそうだよ」って思うでしょう。

ちなみに変更前までは『他の誰か、外的影響または自然の力によるもの』つまり、同伴プレーヤーや、落雷、風で木が倒れてきたりしてクラブが損傷された場合のみ、取り替え・修理が認められていました。

なのでプレーヤー自身が損傷させた事案については、不注意によることと、クラブを叩きつけるなどして故意に破壊することを一括りにされていたので、取り替えは不可でした。

それではあまりにも理不尽ってことで、2023年変更点では分けることになったということです。

よって『クラブを乱暴に扱った場合』以外の理由で、クラブを損傷したときは、そのクラブを修理するか、他のクラブに取り替えることができるようになりました。

あぁ良かった。一件落着。ってワケにはいきません。ここまでの解説をしているものは普通に見かけますが、ここはゴルフルール解決ch。

損傷したクラブを補填するのにも条件や手順があります。これを知らずに新しく迎え入れたクラブを使うと、最悪”失格”になりますので注意が必要です。

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