プレーヤーとマーカーが本来の署名欄とは逆の欄にそれぞれサイン

バンカーの中の卍 規則3
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プレーヤーとマーカーが、本来の署名欄とは逆の欄にそれぞれサインし、スコアカードを証明して提出した場合、認められるか。

通常のプライベートラウンドや遊びゴルフでは、自分自身でスコアカードに記入しますよね。スコア管理アプリを駆使してデータを取っている人もいます。

しかしストロークプレーの競技参加となると、マーカーといわれる人が、スコアカードを記入するルールになっています。よって自分のスコアをスコアカードに記入してはいけません。

この他にマーカーは、このスコアが正しいということに責任を持たなくてはいけないので、その証明として署名欄にサインをすることになっています。

またプレーヤー自身も「コレは私の正しいスコアが記入されたスコアカードです」と証明するための署名欄にサインをし、そして提出します。

この様に、プレーヤーのサイン・マーカーのサイン・ホールbyホールの正しいスコアの3点が必須となっていますが、そこで事件が発生

その署名欄をお互いに間違えてサインして提出し、その提出エリアから出てしまったのです。いずれかが未記入だと、受理されずに競技失格となってしまいますが…さてこのケースはどうなるのでしょう。

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ANSWER

正しい情報がスコアカードの本来の記入場所以外のところに誤って記入されている場合、罰はない。ただし、スコアカードに記入される各ホールのスコアは正しいホールが識別できなければならない(詳説3.3b(3)/1参照)。

セーフ。ホッとしました。但し、ホールbyホールのスコアは許してくれないとのことです。

ちなみに、フルネームではなくてもにイニシャルだけを使った場合も、要件を満たすとのこと。このことから、スコアカードで「OK」とサインした場合は無効ですね。

昼食時のレストランやクラブ確認で「OK」としがちで、これは慣習的に認められることが多々ありますが、スコア提出時は許してくれません。イニシャル「OKさん」以外は気をつけてくださいw。

でも良かったです。ゴルフはこの部分が寛大で。入試テストなら氏名欄に名前がないと、うっかりミスでも問答無用の不合格ですもの(悲)